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2009年 11月 06日 ( 1 )
交叉配列
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写真 : 田川市松原、炭住(炭鉱住宅)

好きな映画監督の一人ガス・ヴァン・サントの映画「ミルク」(2008アメリカ)を観た。レンタルで。
自らゲイであることを公表した政治家ハーヴィー・ミルクの生涯を描いた伝記映画で
主人公をショーン・ペンが演じアカデミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞。(MILK公式サイト

映画としてはさておき、考えさせられた。 ゲイのこと、同性愛者のことについて。
日本はどうなってるんだろう、同性愛者の権利。
すごいなアメリカって。


ゲイの人たちの事でよく考えてしまうのが「感性の豊かさ・鋭さ」
作家やアーティスト、ファッション業界?にゲイが多いのは事実で「何でかな?」となる。
ちなみにガス・ヴァン・サントもゲイで公にしている。
他の業種だとオープンにできない、理解が得ずらいということもあるだろう。
でもきっとそれだけでない。


前に写真家のティルマンスはこんなこと言ってた。(当日僕は目の前で聞いた)

世の中で大きな確信を持って「これが上品である」、「これが格式がある」、「これが価値がある」、「これが美しい」と思っている人たちの基準というのが、実は全く何の根拠もなかったり、偽りの根拠に基づいていたりする場合が往々にしてある訳です。
僕自身、ゲイなので、本当に若いときから、自分が美しいと思うことが世の中では罪だと見られてしまうことに気づいたんです。そういう風にして一人一人が自分のことをちゃんと見極めて、「これはこういうものだ」とかたくなに思い込まないということですね。こうだと思い込んでいたことが、次の日には全部ひっくり返ってしまうような事態になるかもしれない。そういうことを常に自分のなかの可能性の一つとして持ちながら、自由に流れていくという考え方を持ち続けることが大事だと思っています。(ヴォルフガング・ティルマンス アーティスト・トークより)



同性愛者はものすごく大きくて特別な何かを背負って生きているのだろう、
と、ストレートの僕にはとてもありきたりで軽い言葉になってしまう。  知りえない感覚。


三島由起夫も、ランボーも、コクトーも、ウォーホルも、メイプルソープも・・・。




by nagaanu | 2009-11-06 23:58 | ●映画